技術書典5に一般参加した
技術書典 5 に一般参加してきた。
前回の技術書典 4 がはじめての一般参加で、そこで手に入れた技術同人誌によるインプットが有意義だったので引き続き一般参加しようと決意していた。
購入・訪問したサークル
運 01 技術書典運営事務局
入場前に今回もパンフレット買った。
第 6 回の開催も期待してます。
ス 03 pixiv PAY 事務局
メルペイ、LINE、アリババと PAY 系のプレイヤがしのぎを削り合っているけど、pixiv が PAY をやっているのは全く認識していなかった。
コミケのような同人イベントでマッチしそう。というか、公式サイトに行ったら開催される同人イベントで pxivi PAY が使えるサークルリストを表示できる機能があるようだ。
コミケのオンライン申し込みにも使われているCircle.msでうまいこと使えるようにするとか、イベントのサークルマップのジェネレータなりを自前で用意して最高のイベントマップ UI を提供するとサークルチェックアプリ兼 PAY アプリとして普及するのでは、と雑に思った。
ス 04 メルカリ 技術書典部
ブース番号がスの島は企業出展で、その中でも一際キラキラしていて賑わっていた。
書籍自体は実務の Tips がまとまった実用的なものになっていたが、エンジニア色が多彩すぎて内容がとっちらかってる印象があった。
ス 08 虎の穴ラボ
Twitter のターゲット広告が優秀すぎて自分の Twitter プロモーションにたびたび出現するところ。
ラメ加工の美少女イラスト表紙で「同人誌です!!!」という印象が強かった。なんと無料配布。
古い EC サイトの開発環境を刷新しましたといった内容。バックエンドまわりの内容がメインで、フロントエンド、UI/UX まわりの記事はなかった。
とらラボ!のAPI呼び出しのJSのサンプルコードが$.ajaxでつらくなった
— Kazuhiro.K a.k.a. kzhrk (@kzhrk0430) 2018年10月8日
あ 12 ひかる黄金わかめ帝国
vvakame さんの Go + GraphQL 本。
vvakame さんと一緒に住んでいるネコのふわふわちゃんが掲載された QR コードカードが尊い。
う 60 マメヒコファンクラブ
今回の一般参加で真っ先に買いに行ったところ。
CSS 設計思想の FLOCSS の考案者・谷さんご自身による FLOCSS の解説本。
FLOCSS は業務で何度か導入をしているので、FLOCSS のを身につけるというよりは自分の理解度がどの程度間違っていないかを確認したくて同人誌を購入した。
会場限定頒布のマメヒコブロマイドが最高だった。次はマメヒコ写真集を出して欲しい(技術書ではない)。
「柴犬でもわかるFLOCSS」読了。理解の確認のために購入したけど、大方認識に齟齬がなかった。Block、Elementを省略したModifierはFLOCSSの設計を周知させないと複数人開発でオーバーライド起こしそうな予感がした。
— Kazuhiro.K a.k.a. kzhrk (@kzhrk0430) 2018年10月8日
か 73 潜推艦
TypeScript はちょっと触ったレベルだったので勉強のために購入。
TypeScript の一番の肝になる型定義まわりの知見がピンポイントにまとまっているのはうれしい。
き 18 Nikkei Engineer Team
Slack API を活用したライブブログのつくり方が面白かった。
技術的な部分もそうだがチャットツールとして浸透した Slack を、CMS の管理画面のように使うというのは非エンジニア層にフレンドリーでとてもいい試みだなと感じた。
け 45 伝説のコンポーネント
「よくわかるWeb Components」読了。customElementsのget()メソッドとwhenDefined()メソッド知らなかった…。get()は汎用性高そう。
— Kazuhiro.K a.k.a. kzhrk (@kzhrk0430) 2018年10月8日
所感
前回の技術書典 4 は秋葉原 UDX ビルの AKIBA_SQUARE という、イベント規模に対してせまい箱で開催され入場制限がかかるほどだったが、今回は会場も広くなり入場制限はかかっていなかったんじゃないだろうか。
しかし来場者が前回の倍近い 10,000 人を超える大規模イベントになっているので今回のサンシャインシティでもせまい印象があった。
これにて #技術書典 閉会します。ご来場、誠にありがとうございました。総来場者数は のべ10341人、うちサークル・スタッフ等関係者は889人でした。
— 技術書典公式アカウント (@techbookfest) 2018年10月8日
最後に
一般流通しにくい、しかし強く求められている技術書が多く生まれる場になっているので次回の開催も期待している。
運営スタッフのみなさん、ありがとうございました。